auでMNP引き止めポイントをいただく
auから10,000円分のポイントをもらいました。
↓このとおり
機種変更をするつもりの人は必見の、
電話するだけで機種変更に使えるポイントがもらえる、という話です。(実話)
ネットではいくつか情報がある、「MNP引き止めポイント」「乞食ポイント」「コジ割」とも呼ばれるポイントをゲットしましたので、電話からポイント付与までのすべての流れを書いてしまいます…!
MNPって?
使っているキャリア(携帯電話会社)から、電話番号をそのままに転出する、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)制度。
のりかえ、と言われるものですね。
これを行うには今のキャリアに「MNP予約番号」を発行してもらい、乗り換え先のキャリアにこれを伝えることで電話番号を変えずにキャリアを変えることができます。
私の場合はauを使っていますが、ここからドコモやソフトバンクに電話番号そのままに変更するものですね。
MNP引き止めポイントって?
解約を申し出た人に、機種変更に利用できるポイントを各社が付与しており、これを「MNP引き止めポイント」と呼んでいます。
非公式なサービスなので、正式な名称はありません。
今回、私はauでこのポイントをゲットしましたが、ドコモ、ソフトバンクでも同様の仕組みがあるようです。
人によって条件や付与額は異なるようですが、ネット上では5,000ポイントから最大で30,000ポイントほどの付与があったとの情報があります。(ポイント付与がない場合もあります)
ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話会社3社で熾烈なユーザー獲得争いをしており、最近では格安SIMなどの登場もあり、争いは増しています。
このような状況の中、自社から解約者が出ることを防ぐものとして、この引き止めポイントの付与で水際での解約阻止を図っているのです。
この仕組みの弱点は、MNPをするつもりがない人もこの恩恵にあやかれること。
実際に解約するつもり(MNPでのりかえするつもり)のユーザーに機種変更に使えるポイントを提示し、「ああ、それならauのままでいっか」と、引き止める目的のものですが、そうでない人も、ポイントがもらえてしまいます。
引き止めポイントをもらうことにした
ちょうど持っているスマホの画面が割れ(涙)、新しいスマホを買うつもりでしたが、私はインターネット回線もau系列のため、割引きとなるスマートバリューが適用されていて、そこそこの割引が効いているし、解約手続きや知り合いへの連絡が面倒なのでMNPで転出するつもりはありません。
しかし、電話一本で高額のポイントがもらえるなら、ポイントをもらって機種変更してしまおう!と、電話をかけ、無事ポイントをゲットしましたのでその全貌をお伝えします。
(このポイントでXperia XZを買うつもりです!)
MNP手続きをする方法を探す
MNPでの転出には、現在のキャリア(au)でMNP予約番号の発行が必要です。
早速発行手続きの方法を探しにauのサイトに行きますが、わかりにくいのなんのって…
↓このページがゴールなのですが、全然たどり着かない。
解約を相当意識しており、解約関連の情報は意図的にサイトの構造をわかりにくくしています。
電話をします
上のわかりにくすぎるページに書いてある番号の0077-75470に電話します。
(MNP予約専用の番号のようで、スムーズにつながります)
MNPの予約手続きであるアナウンスが流れ、MNP番号発行のプッシュ番号を選択し、暗証番号を入力すると、ほとんど待つことなくオペレーターさんにつながりました。
電話の内容はこうでした
「はい、auお客様センターの○○です」
まずはMNP希望の旨を伝えます。
「そうですか、auを3年お使いいただいており、大変残念ではございますがMNPの手続きについてご案内させていただきます」
あれ?いきなり“残念”?転出確定でポイントなしか?
多少不安になりつつ改めてMNP希望の旨を伝えます。
「それでは、お客様のお名前と…」
電話番号と氏名の確認があり、契約状況の確認をするので1分ほど待つように伝えられます。
待ち時間は案内通りちょうど1分くらい。
ポイントが出せるかどうか確認してるのかな?と期待しつつ待ちます。
「大変お待たせしました。それでは転出にかかる費用をお伝えさせていただきます」
あれ?すんなり解約に向かっているぞ…
ここで転出手数料が3000円、誰でも割り2年縛りの違約金9500円、総額12500円がかかることを伝えられます。
その後、こんなに費用が掛かるんだよ感を出していただきつつ、
「よろしければMNPをされる理由をお聞かせいただけますか?」
お!引き止め感が出てきましたよ!
さっそく理由をお伝えします。
私は本当にスマホのガラスが割れているので、これを理由に買い替えたい旨を伝えます。
買い替えたいけども、MNPをしたほうが機種代金が安くなるため、とも伝えます。
※割れた画面は応急処置で生き延びています。
すると、
「検討している転出先はどちらですか?」
とりあえず、ソフトバンクと回答。auよりシェアが低いところを言ってみます。
「検討されている機種はお決まりですか?」
手続きに関係のない話題です。引き止め要素ですね!
ここではXperia XZ(ほんとに買う予定のもの)かiPhone7と伝えます。
「iPhoneかAndroidスマートフォンでご検討ということですね?」
むむ?AndroidスマホとiPhoneでなにか対応がちがうのかな?
ちょっと気になりましたが、「そうですね~どっちかですかね~」と適当に回答。
これ以上の細かい理由は聞かれませんでした。
「そうですか…もしauのままで機種変更をご検討いただけるのでしたら、機種変更にお使いいただけるポイントを10000円分発行することができますが、転出を考え直していただくことはできませんでしょうか?」
やりました!ついに提示が!10000ポイントげっと!
はやる気持ちを抑え、「え、そんなのもらえるんですか~?じゃあ機種変更します!」と、迷いもなく即決回答(笑)
「ありがとうございます。それでは機種変更に使えるクーポンを発行させていただきます。2,3日中には届くと思います」
あ、待って。“クーポン”って言ってるぞ。
お店に行くのは面倒だから、auオンラインショップで買うつもりだったのでその旨をお伝え。
「auオンラインショップではクーポンはご利用いただけませんので、ポイントでの付与とさせていただきます。こちらも2,3日中に付与させていただきます」
あっさり了承。
これにてMNP引き止めポイント獲得完了です。(所要時間5分)
ポイントは無事に付与されました
2,3日中とのことでしたが、電話の後1時間後くらいに確認すると早速ポイントが付与されていました!(201610/20の「その他P」が今回のポイントです)
手続き詳細が「その他P」というのが怪しいですね(笑)
ただし、有効期限があり、少し短いです。
クーポンよりポイントをもらおう!
今回の電話のやりとりで、始めは「ポイント」ではなく「クーポン」を提示されました。
auのオンラインショップで使いたい旨を申し出れば、メールでのクーポン送付ではなく、auポイントの付与に切り替えてくれました。
(クーポンはオンラインショップで利用できないため)
なぜクーポンよりポイントがいいかというと、単純にオンラインショップでクーポンが使えないというだけではなく、「機種変更をしない」「本当にMNPすることにした」場合にクーポンだと役立たずになってしまいますが、ポイントの場合、auウォレットに入金してしまって普通の買い物に使うことができるからです。
ちょっと悪質な感じがしますが、手続き上問題なく、auウォレットへの入金ができてしいます。
実は2回目
実はこの引き止めポイントの付与、私は2回目なんです。
前回は1年と4か月ほど前に機種変更をする際、この引き止めポイントの存在を知り、この手順とほぼ同じやりとりをし、15000ポイントをもらっています…
この制度、いつまで続くかね?
10,000円分のポイントをもらっておいてなんなんですが、この制度、やめてほしいんですよね。
ネットでよく調べてみると数年前から存在しているみたいで。
MNPの高額キャッシュバックとか、隠れたポイントとか、知っている人しか得をしない制度ばっかりで。フェアじゃないよね。
auさん、ドコモさん、ソフトバンクさん!
こんなに制度が悪用されてますよ!
こんなのやめて通信料下げてくださ~い!
ではまた。